あすか製薬は5月23日、国内初の緊急避妊薬「ノルレボ錠」(一般名:レボノルゲストレル(合成黄体ホルモン))を24日から発売すると発表がありました。
この緊急避妊薬という種類の薬は、避妊具の装着不備、避妊薬の服用忘れ、性暴力などによる望まない妊娠を回避するための薬剤のことをいいます。
世界各国で普及している緊急避妊薬は、これまで日本では、国に承認されていませんでした。日本ではその代わりとなる緊急避妊薬は一般的にもしられる「ピル」なのですが、効き目はあるものの、月経困難症などで使う強い薬のため、吐き気や頭痛などの重い副作用が強いくデメリットおおい薬剤、しかも入手には医師の処方が必要なところも簡単に使用する妨げになっていたようです。
今回、新発売のされる「ノルレボ錠」は1999年のフランスでの発売を皮切りに約50か国で承認されているので比較的実績があるのかもしれません。
また、使い方は「ピル」同様、医師の処方が必要にはなりますが、性行為後、72時間以内に服用すれば、約8割の女性が妊娠を阻止できるようです。比較的使用しやすい薬剤ではありますが、現在は保険は効かず、窓口での価格も決まっていない為、今すぐに普及することないかもしれません。
「ノルレボ錠」はあくまで、緊急避妊薬で性病やエイズなどを予防する手段ではないことも当然、覚えていたほうが良さそうですね。
やはり、コンドームと「ノルレボ錠」を同時に使用することが一番の避妊と性病にかからない解決策だと思います♪