中国人の方が何故日本製のコンドームを爆買するか?

okamoto condom

シルバーウイークは楽しむことができましたか?
こんばんわSUNLEADのスタッフです。

今回は以前もご紹介した中国人の方のコンドームの爆買についてさらに深くまで掘り下げて掲載してみようと思います。

中国人の方の爆買リスト

まず、コンドーム以外にも中国人の観光客の方は爆買リストのようなものがあるらしく、中でも電気炊飯器、空気清浄機、温水便座が「三種の神器」と言われています。

この「三種の神器」以外の爆買リストの次の候補がコンドームを含む医薬品関係のようで、免税制度が拡大されたことでさらに爆買する商品が増え続けているようです。現在の免税対象は1人1日に1店舗につき「5,000円超、50万円未満」の買い物が対象になるため価格の比較的安い商品が爆買の対象になることが多いようです。

コンドームや医薬品など安心感が不可欠な商品ほど人気が高めな理由?

中国では一人っ子政策などの関係から性行為を行う際にはコンドーム必要不可欠です。しかし、中国製のコンドームは以前からニュースになるほど粗悪なコンドームが堂々と販売されています。

例えばこういったコンドームは穴が開いているなんて序の口で、使用することで男性の性器が腫れたり、コンドームの成分から金属成分が検出されたりとニュースなどで報道されたことから中国人の方自体が自国の製品を信用出来ない状況がつくりだされてしまっているようです。

このようなことからコンドームから、医薬品、ミルクなど直接人体に影響する製品で且つ価格比較的安価な商品の人気が上昇しているようです。

爆買した商品は個人で使用するのか?

電気炊飯器、空気清浄機、温水便座が「三種の神器」などは価格もある程度高く、個人で使用したり、友人のために購入する方が多いようですが、コンドーム、医薬品など爆買した商品はやはり転売目的が多いようです。中国では以前から日本の製品は高品質というイメージが強く人気が高く為替の影響からお買い得感も高いようです。

また、転売する際はECサイトの最大手でもある淘宝(タオバオ)を利用しているようです。
日本で最大級のECサイトといえば、Amazonが真っ先に思い浮かびますが中国でのシェアは1.5%前後で淘宝(タオバオ)は80%以上のシェアを誇り、ほぼ一人勝ち状態です。

この圧倒的シェアを誇る淘宝(タオバオ)で爆買した商品が高値で取引されています。中国人に人気の高い商品であれば、5倍以上の価格がつくこともあるようです。
そんな中、コンドームや医薬品、ミルクなどはこれほどの高値がつくことはなく、2倍から2.5倍前後で安定していてさらに、消耗品であることも転売しやすい商品なのかなと思われます。

終わりに

中国人の方が日本製の製品を爆買することで日本の経済が潤おい中国人の方もほしい製品が手に入り現在はどちらもWINWINですが、中国人の方が爆買することがなくなってしまった後の様々な製品の売上が落ち込んだ時の経済が何気に心配な今日このごろでした!!