妊娠中に気をつけたい感染症の種類 その5

妊娠中の感染症

どうも、SUNLEADのスタッフです!!
今回紹介する2つの感染症は外陰部に痒みや腫れなどの症状があらわれ性行為感染が主な感染経路になります。
妊娠中は抵抗力が落ちていますので性感染症以外の雑菌を防ぐためにも、性行為の前には体と手指をシャワーなどで清潔にしましょう。

あれこれ注意をしながら生活していることと思いますが、それでも感染して症状が現れたとしても落ち込まずに早期に産院に相談するようにして下さいね! 妊婦さんでも使用できる薬や治療方法がありすぐに治る場合も多いので、悩むまえに受診してアドバイスを受けた方がストレスにもならず赤ちゃんも元気に育ってくれますよ。

トリコモナス膣炎気をつけたい時期 〜 妊娠4〜36週
感染経路 〜 性行為感染
赤ちゃんへの影響 〜 影響はまず無いので、妊娠中でも心配のない感染症です。
治療法 〜 膣洗浄を行い、内服薬や膣座薬を用いて治療します。再発防止のためにも必ず夫婦共に完治するように。

・トリコモナスという原虫が原因で膣や外陰部に強いかゆみとおりものの量が増える症状があります。性行為によって感染しますが、まれに銭湯や便器、寝具から感染するケースもあるようです。感染後1〜2週間で発症します。

性器ヘルペス気をつけたい時期 〜 妊娠4〜36週
感染経路 〜 性行為感染、分娩時に産道感染
赤ちゃんへの影響 〜 赤ちゃんの皮膚や口腔に水疱ができたりと新生児ヘルペスになる場合があります。
治療法 〜 抗ヘルペスウィルス薬の内服や軟膏などを用いて治療します。1週間ほどで治りますのでお産までに完治させれば赤ちゃんへの影響の心配はないでしょう。

・単純性疱疹ウィルスに感染し、外陰部が腫れて水疱ができます。ヘルペスウィルスは治ったあとも体内に潜伏し抵抗力が落ちたときなどに再発を繰り返すことがあります。米粒程度の水疱ができて痛痒さを感じるので少しでもおかしいと思ったら早めの受診をして早期治療を行うことが大事です。