妊娠中に気をつけたい感染症の種類 その3

妊娠中の感染症

こんばんわ、SUNLEADのスタッフです!!
今回は感染症についての第3弾になりますが、近年増加傾向にある感染症を2つ紹介します。

普段も気を付けてほしいのですが、妊娠中は特に注意が必要です!赤ちゃんが感染すると障害が残る場合もあり悲しい結果を招くことにも。一番苦しい思いをするのは、赤ちゃんだということを忘れずに今からしっかりと予防策を身につけておきましょうね!
今回紹介する2つの感染症はどちらも性行為感染しますので、コンドームを使用することが予防するのに1番有効的な手段になります。コンドームをあらかじめ用意しておく事も大事ですよ。

クラミジア気をつけたい時期 〜 妊娠4〜36週
感染経路 〜 性行為感染、分娩時に産道感染
赤ちゃんへの影響 〜 新生児結膜炎や咽頭炎になる場合や新生児肺炎になることもあります。
治療法 〜 出産までに夫婦で治療をし完治させることが大事です。抗菌薬を服用しますが、再発しやすくパパが感染したままだとママに再感染する可能性が高いので薬はしっかり最後まで夫婦そろって飲みきります。

・ほぼ全ての妊婦さんは健診で血液検査を行いますので、そこで判明して驚く場合があります。というのも自覚症状がほとんどなく、おりものが増える程度です。症状が進んで頸管炎や絨毛膜羊膜炎まで及ぶと流・早産につながる事もあるので、頸管炎の段階で完治させておきましょう。妊娠していないときは、不妊症の原因になることもあります。

サイトメガロウイルス気をつけたい時期 〜 妊娠4〜36週
感染経路 〜 飛沫感染、接触感染、性行為感染、胎内感染
赤ちゃんへの影響 〜 胎内サイトメガロウイルス感染症を発症すると赤ちゃんの発育、発達に影響して重い障害が残ったり最悪のケースは胎内で亡くなってしまうということもあるようです。とくに妊娠初期には注意です。
治療法 〜 感染している場合は抗ウイルス薬を使用して治療します。血液検査によって抗体を持っているかを調べます。

・以前は日本人の95%が抗体を持っていましたが、近年は衛生環境が良くなり若い人達の間で抗体を持っている人が減ったそうです。そのため妊娠中に初感染するという人が増える現象になっています。症状は発熱やくしゃみ、せきなど風邪とよく似た症状で1週間ほどで治ります。感染に気づかないケースが多く、超音波健診で赤ちゃんの大きさが週数に比べて小さい場合に感染が疑われます。妊娠中に初感染すると胎内感染する恐れがあるので注意です。

クラミジア、サイトメガロウイルスともに万が一感染してしまうととっても怖い病気ですので妊娠中はこういった感染症を防ぐためにもコンドームをきちんと使用して予防しましょう!